相続の豆知識




Q86【半血兄弟】異母兄弟姉妹・腹違いの兄弟姉妹の相続権・法定相続割合は異なるのか?/非嫡出子との違いは?

最終更新日:2023/09/19

  例えば、ご自身のお父親がバツイチで、前妻との間に子供がいるケースを考えます。 この場合、ご自身と、父親の前妻の子供は、半血兄弟姉妹(腹違いの兄弟姉妹、異母兄弟姉妹)となります。 こういった半血兄弟姉妹の場合も、父親の相続に関しての「法定相続人」という点では、同じ立場となります。 しかし、半血兄弟の法定相続割合については、相続の場面によって、異なるケースがあります。 &n……

Q85【戸籍謄本】相続の際に必要な戸籍謄本の種類・入手方法・戸籍の見方・有効期限は?

最終更新日:2023/01/06

  戸籍謄本は、相続時の不動産・預貯金等の名義変更、相続税申告などの手続きの際に必要な書類となります。 相続の場面では、被相続人の「出生から死亡に至るまでのすべての戸籍」が必要となるため、すべてそろえるまでに相当な労力を要する場合があります。 また、一度取り寄せた戸籍謄本はいつまで有効なのか?原紙の提出が必要なのか・・さまざまな疑問が生じます。 そこで今回は、「相続に……

Q84 共有名義の自宅にかかる敷地の評価 土地と建物の共有割合が異なる場合

最終更新日:2023/03/01

  例えば、2世帯住宅等を建設する際などで、不動産(土地・建物)を共有名義で登記するケースもあると思います。 この点、土地と建物どちらも共有名義の場合、土地と建物それぞれの共有割合が異なるケースもあります。 こういった共有名義の不動産を相続する場合、相続税の計算は・・非常に「複雑」になります。   今回は、「自宅」として利用している場合を前提に、「土地と「……

Q83 共有名義の貸家にかかる敷地の評価 土地と建物の共有割合が異なる場合

最終更新日:2023/03/01

  不動産を、例えば夫婦名義・親子名義など「共有名義」で登記されているケースもあると思います。 この点、土地と建物どちらも共有名義の場合、土地と建物それぞれの共有割合が異なるケースもあります。 こういった共有名義の不動産を相続する場合、相続税の計算は・・非常に「複雑」になります。   今回は、「貸家」として利用している場合を前提に、「土地と「建物」が共有名義・か……

Q82【賃貸併用住宅】相続税評価や固定資産税は安くなるのか?所得税上の経費や損益通算は?

最終更新日:2023/07/14

  ご自身が居住する家屋の一部を、外部に賃貸してる物件は、「賃貸併用住宅」と呼ばれます。 こういった「賃貸併用住宅」は、自宅100%の場合と比べて、相続税、固定資産税、所得税それぞれの税金が節税できる場合があります。 今回は、「賃貸併用住宅」にかかる相続税評価、固定資産税への影響、所得税への影響につき解説します。   1. 相続税上の効果 ……

Q81 共有名義の貸家アパート等の相続税評価と小規模宅地等の特例との関係

最終更新日:2023/02/28

不動産を、例えば夫婦名義・親子名義など「共有名義」で登記されているケースもあると思います。 こういった「共有名義」で所有する不動産を、自宅ではなく、他人に賃貸する場合もあるかもしれません。 この場合、当該共有名義の貸家にかかる敷地は、相続税上どういった評価になるのか?という論点です。   また、相続税上、貸付事業用の土地を相続(遺贈)する場合、土地の評価額が50%減額でき……

Q80 共有名義の自宅にかかる敷地の相続税評価は?小規模宅地等の特例との関係は?

最終更新日:2022/08/20

  不動産を購入する場合、資金や住宅ローンの関係等で、不動産を共有名義で登記するケースもあると思います。 例えば、夫婦で不動産を折半して購入する場合に、出資額に応じた「共有名義」で登記を行うケースなどです。   こういった、自宅が「共有名義」の場合、土地は、相続税上どのような評価が行われるのでしょうか?   また、相続税上は、「小規模宅地等の……

Q79【等価交換】土地と建物の等価交換特例で相続税・所得税が下がる?/不動産取得税・登録免許税は?(立体買換えの特例)

最終更新日:2022/12/17

  土地を有効活用する観点で、更地の土地上に「建物」を建設するケースもあると思います。 相続税上は、更地の上に建物を建築し、他人に賃貸すれば、他人(賃借人)に認められる権利の部分だけ、土地の相続税評価額を下げることが可能です(貸家建付地)。   しかし、建物を建築するには資金が必要ですので、借入してまで建物を建築するのは・・リスクが伴います。この点、借入リス……

Q78「隅切り」がある場合の間口距離の求め方/想定整形地の長さ?不整形地補正は可能か?

最終更新日:2022/12/17

[caption id="attachment_5660" align="aligncenter" width="2560"]   「隅切り」とは、道路の交差点などで、見通しを確保するために、角が切られた地形のことを言います。 自治体ごとに、「隅切り」が必要な場合が定められているケースもあります。   相続税上、こういった「隅切り」がある土地を評価する場合、……

Q77【具体例付】側方路線に宅地の一部分のみが接している角地(整形地・不整形地)の「側方路線影響加算率」の調整  

最終更新日:2022/07/30

角地・準角地については、標準的な土地と比べて、土地の利便性が高くなるため、相続税上は、その分評価額が高くなります。 しかし、角地といっても、「不整形地」の場合など、「側方路線」に、宅地の一部分のみが接している角地もあります。 こういった「特殊な角地」の場合は、どのように評価するのでしょうか?   今回は、「側方路線に宅地の一部分のみが接している角地」や「不整形地の角地」の……