最終更新日:2022/11/25
配偶者が若くして亡くなり、相続人のおなかの中に赤ちゃんがいるケースもあるかもしれません。 こういったお腹の中の胎児は、相続権があるのか?という論点です。 また、生まれてきた赤ちゃんは未成年ですので、現実的な遺産分割はどのように行うのか? 相続税申告書の提出有無など・・疑問が生じます。 今回は、お腹の中にいる胎児の相続権の有無、遺産分割、相続税申告方法……
最終更新日:2023/01/08
例えば、ご自身のお父親がバツイチで、前妻との間に子供がいるケースを考えます。 この場合、ご自身と、父親の前妻の子供は、半血兄弟姉妹(腹違いの兄弟姉妹、異母兄弟姉妹)となります。 こういった半血兄弟姉妹の場合も、父親の相続に関しての「法定相続人」という点では、同じ立場となります。 しかし、半血兄弟は面識がないケースがほとんどのため、相続が生じた場合は、トラブルになるケー……
最終更新日:2022/12/03
例えば、役所に「婚姻届」は提出せず、「内縁関係」のパートナーと生活を共にされる方もいるかもしれません。 内縁関係とは、法律上の夫婦ではないが、実際の法律婚と同様に、共同生活を営んでいる男女のことです(事実婚)。 こういった内縁関係(事実婚)のパートナーには、「法律上の配偶者」と同様に、相続権が認められるのでしょうか? また、内縁の妻との間にできた子供も同様に、相続権が……
最終更新日:2022/12/03
[caption id="attachment_5662" align="aligncenter" width="2560"] 将来自分が死んだときに、「特定の人物等」に財産を渡したい場合、「遺言」をイメージされる方が多いかもしれません。「遺言」による財産の贈与は、「遺贈」と呼ばれています。 一方、遺贈に似たものとして「死因贈与」という概念があります。死因贈与は、贈与契約……
最終更新日:2022/12/16
相続とよく似たものとして、「遺贈」という概念があります。 相続、遺贈のどちらも、死亡を原因として被相続人の財産を引き継ぐ方法ですが、その法的性格や相続税上の取扱いが大きく異なります。 今回は、遺贈と相続の法律上及び相続税上の取扱いの違い、不動産取得税・登録免許税との関係につき解説します。 1. 遺贈と相続・生前贈与等との違い……
最終更新日:2022/02/25
相続放棄の期限(3か月)内に数次相続が発生した場合、亡くなった相続人の法定相続人である子は、第一次相続につき、「相続放棄」ができるのでしょうか? 第一次相続の相続人が、「相続放棄」の手続を行う前に、相続人が亡くなってしまった場合です。 一般的に「再転相続」と呼ばれます。事例をもとに解説します。 1.再転相……
最終更新日:2022/02/25
1. 代襲相続と数次相続 「代襲相続」とは、被相続人が亡くなった時点で、本来相続人になるはずだった人が既に亡くなっている場合に、その本来相続人になるはずだった人の子や孫などが、本来の相続人に代わって相続人になる制度です。 一方、「数次相続」とは、被相続人が亡くなった時点では相続人は生きていたが、「当初相続発生後、遺産分割協議確定前」に、相続人……
最終更新日:2022/02/25
前回、数次相続の場合には、「相続権を相続した方」に「申告期限延長の特例」が認められるケースがあることをお伝えしました。 しかし、「相続権を相続した方以外」には「申告期限の延長」が認められていません。 具体的にはどういうケースでしょうか? 1. 申告期限の延長が認められる場合 ……
最終更新日:2022/04/16
遺言書がなく、相続人が複数人いる場合は、「遺産分割協議書」を作成し、相続人全員が実印(印鑑証明登録印)を押印します。 また、相続税申告の際は、「遺産分割協議書」や「印鑑登録証明書」の添付が必要となります。また、相続財産の名義変更を行う際にも「遺産分割協議書」及び「住民票」の提出が必要となります。 しかし・・相続人が海外在住の「非居住者」の場合は、「実印」や「印鑑証明……
最終更新日:2022/04/14
通常、父と母の年齢は近いことが一般的ですので、例えば、父が亡くなり、間もなく母が亡くなってしまうケースもあるかもしれません。数次相続とは、「相続手続完了前」に、さらに相続が重なっている状態のことです。 例えば、父の相続手続完了前に、母がなくなってしまう場合などが代表例です。 実務では、配偶者が「遺産分割前に死亡するケース」は意外とよくあります。 今……